moumou's ノート
鹿児島県川辺町・清水の磨崖仏
(03年11月20日)
きょうは1959年鹿児島県の文化財(史跡)に指定された、川辺郡川辺町清水の「清水磨崖仏」を
紹介したいと思います。
磨崖仏は川辺町の岩屋公園内、清水川右岸の高さ20m長さ400mの屏風のように切り立った溶結凝灰岩の岩壁に、五輪塔や宝きょう印塔、凡字、仏像など200基が彫刻されているものです。
右は上の壁面に彫り込まれた「大五輪塔」(高さ12m)です。清水磨崖仏群の中でも最も古い平安時代後期〜鎌倉時代初期のものと推定され、大きさでは日本最大のものです。
この五輪塔は下から「地輪」「水輪」「火輪」「風鈴」「空輪」とされ仏教の5大思想による世界観を表現しているそうだ。またこの塔の周りには、約5000字もの凡字が書かれていたと推定されているが、今は長年の風化で消えてしまっている。
「月輪大凡字」(鎌倉時代中期)
この三つの凡字は、最初5文字あったものが右側2文字が崩落したものと言われている。 
最近の調査でこの月輪大凡字が彫られて前年に月食が起こり、彫られた年に史上最大の巨大彗星が接近していたことが判り、これら不吉なことを封じ込めようとして彫られたものではないかとも言われている。
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